「エースをねらえ!」実写版 第3回

もう、ひたすら松本莉緒が秘めていたポテンシャルの開花に脱帽。
この人、こんなにキレイだったんだ。ははは、見ろ! 上戸彩がゴミのようだ! 君のアホ面には心底うんざりさせられる。
…いやゴミって訳じゃなくたいしたトップアイドル(とテレビ局や映画とか使いまくるけどどうしてなんだろう)だと思うけど上戸彩、このドラマじゃ完璧にお蝶夫人の引き立て役。あずみんときは引き立てる相手もクソもなかったから映画自体がどっちらけだったなぁ。
いや、確かにお蝶夫人のキャラの強烈さが大幅に影響してるってこともあるけど、それを含めてのポテンシャル、「わたくしとテニス、どちらかを選びなさい」って異次元極まりない。上戸彩のばかっぷりは演技だと思うけども…、それにしても。
まるで村上春樹の登場人物のように上戸彩岡ひろみのこころを見抜いていくお蝶夫人たち。まるで内田百輭の「白子」は「神様はいらっしゃいます」といきなり主人公の袖を引く登場人物のように(以下同文)。こういう気味の悪い世界に馴染めるかどうか。
これだけ露骨に仰々しいドラマなんだからそういうところには目をつむろう、目をつむって盲目に松本莉緒を見よう。