「美少女戦士セーラームーン」実写版 第27回 ルナよぉ…

今回は水野悪美こと水野亜美の物語と、扱いに困って仕方がないセーラールナことロリ猫の物語という両極端な構成でした。
まずはルナの弾劾裁判から。「愛と小さきものたちの戦士、セーラールナ!」ってよぉ…。直球もいいところで頭が下がる。でも私、炉利業界はあまり詳しくないのですが、顔ってのは好みの要素に入らないのでしょうか? それともいわゆる一般的な「かわいい/かわいくない」というのとは違った評価基準が顔についてはあるのでしょうか? 小動物としては確かにセーラールナはかわいくなくはないとしても、アイドルとしては見れんです。
すきっぱ、猿顔、変身シーンの数々のポージング、投げキッス、…枚挙にいとまがありません。ただ、私はターゲットではなかったというわけです。だからストーリー的にしか言及できんぞ。クンツァイトを翻弄したところまではよかったものの、戦力的にはセーラーハリセンが全く効かず、でマヌーサ役決定。まぁこれでアルテミスも変身する可能性が出てきたわけで。
今回のMVPは文句無しに黒千咲こと浜千咲! 演技を求められる役柄だからそうなのかもしれないが他のセーラー戦士たちと比べて存在感がズバ抜け。食われ気味だぞ沢井美優! アクションも上手いってわけじゃないけど、代役じゃなくて本人のアクションが増えてきてるということは上達が認められているということだ。
何週にもわたって苦悩しつづける演技を保つのはきついだろうに、回を経るごとに冴えてきている。アイスソードを突きつける状況での楽しそうな笑顔はクンツァイト譲り。いい勉強できてるようです、いやー、ホントにこれからも楽しみだ。いまはかっこうもダークのままだけど、これが聖マーキュリーに戻ってどうなるのか。
沢井美優ムーンはちと太ってきたか。二重アゴ。しかし、ことセーラームーン枠だけを見りゃ完全にCM女王なんだけど、これって統計には入らないんでしょうか。
安座間美優ジュピターは広い家に住んでるんですね。
北川景子マーズは普段のクールキャラがあるから、クラウンでデザート祭りのルナを見ての驚き顔にインパクトが出る、かわいい。
小松彩夏ヴィーナスはお休み。番組終了後のキャンペーンお知らせに登場。演技がからなければいいアイドル。
地場衛瀧仮面も今回はお休み。オープニングでロンドンへの機内カットだけ。それよりもオールスタークイズ感謝祭で瀧仮面衣装でやたらにこにこしてて大爆笑。
ジェダイトは、下唇の厚さがいやらしさを増してるんだな。
ネフライトは四天王のなかでも一番まともな人格してるっぽいだけあって、苦悩しっぱなしの演技がやたらはまっている。
ゾイサイトは立場が明確になってわかりやすい。エンディミオンがロンドン行ったからしばらく活躍はなしかな。
クンツァイトはロリ猫に翻弄されるマヌケ役…と思いきや、「マーキュリー! 惑うな!!」とダークマーキュリーを諌めるカットの迫力はさすが。
クインベリルは迫力満点。ヌードになったくらいでCM降板させられる世の中で杉本彩アネキはかっこいい。
ストーリーはほぼダーキュリー中心。次回予告もラストシーンそのままから直結でテンションが下がりません。毎度毎度のことですが、次回が楽しみです。始めは正直、浜千咲嬢だけを目当てに見始めたこの番組ですけど、予想のはるか斜め上を越えて面白い。ただ、このハード路線で最後まで息がもつのかが心配だったりする。お子様はルナやグッズで満足なのか。それとも今のお子様はこういうハード路線も受け付けるのか。それともそれともこの番組を観てるのは大きなお友達だけなのか…。

黒千咲こと水野悪美ことダークマーキュリーことダーキュリーことゴーストマーキュリー全発言(第27話)

  • 「誰?」
  • 「何者か知らないけど、お望みなら」
  • 「何のこと?」
  • 「そんなふうに一人でいられるの、なんだか好きじゃないの」
  • 「わたしは…一体…、だれなの?」
  • 「わたしは…?」
  • 「言われなくてもそのつもりだ」
  • 「手を出したら、あなたも怪我するわよ」
  • 「今日は邪魔もはいらないわ。ここまで来て、戦うつもりがないなんて言わないわね?」
  • 「どうぞ。できるなら」
  • 「ダークパワー、メイクアップ!」
  • 「もう少し抵抗したら?」
  • 「おまえは…?」
  • 「よそみしないで」
  • 「うさぎ…ちゃん…?」
  • 「うさぎちゃん…。うさぎちゃん!」
  • 「うさぎちゃん!」
  • 「ウャーアアァ!!」