第65回オークス 回顧

先行して押し切ったのはダイワエルシエーロぐらいか。向こう上面でウイングレットを振り切ってリードをとったときには嫌な予感がしたけれども、よく粘った。鞍上福永祐一曰く、「オヤジの騎乗に近づけたかな」。1戦だけではどうか。
強かったのはスイープトウショウ。ラスト100メートルで画面の端に写ってからの伸びが異常。結果的に届かなかったが、堅実に、それでいてキレる脚はこれからも楽しみにできる。
3着ヤマニンアラバスタはスタートで出負けして、それでも最後はダンスインザムードをかわした。2、3着が追い込んでくる展開でよく粘ったダイワエルシエーロの強さが気になる。前で競馬できるから、その後さっぱり型のオークス馬たちよりも堅実にはいけるのかなぁ。もしかしたらダイワがよく粘ったんじゃなくて2、3着の追い込み馬が強いのかも。
ダンスインザムードは4着。14キロ増と過剰な入れ込みと、敗因は探れば満載。藤澤師のコメントに期待したい。これで秋華賞に行くのかなぁ…、うーん。藤澤師のコメント「距離か、太め残りか」。普通ですね。
5着ヤマニンシュクルはちょっと期待はずれぐらいなものかな。
逃げたウイングレットや先行勢もちゃんと7着〜10着ぐらいには残ってるんだな。伸びれた馬と伸びれなかった馬が明確に割れた印象、距離なのか。トライアル勢、駄目じゃん。馬券買わないと予想も切実じゃなくなってしまう。
なんだよJRAオークスとダービーのCM使いまわしかよ…。ダービーはとにかくキングカメハメハの走りっぷりに注目。コスモバルクハイアーゲームが勝っても、ああそうか強いな、ぐらいにしか思わないんだろうけど、カメハメハに勝たれたら度肝抜かれの印象を受ける。たぶん、ギムレットクロフネとの比較が散々されるんだろう、戦前戦後。
総括、ユーイチはイケメン、と。