相対２ちゃん距離

現在の日本におけるインターネット事象を語る（測る）ひとつの指針として、そのサイトなりあるユーザーが２ちゃんねるに対してどのていどの距離をとっているか、ということを考えることができる。
「2chを見ていてそれに言及する」、「2chを見ているが原則的に触れない（存在の認知についても触れない）」、「見ていなくて言及もしない」の３つの態度におおまかな分類ができるだろう。とくに一番上の態度について、相対2ch距離を分析することができる。
たとえばはてなダイアリー内だけでも、ダイアラーおよびダイアリーの相対2ch距離は大きく異なる。全く2chに触れないダイアリーもあれば、そのもの2chヲチや２ちゃん語バリバリのダイアリーもある。自分を例にとれば、2000年4月以来の２ちゃんねらーということになるが、はてな内では積極的に2chに言及したりそこからの影響を顕在化させたりはしない。そこまで2ch距離は近くないことにできる。
この距離を絶対数値で表すか相対値で表すかは、その基準となるものの規定次第か。