実写版「美少女戦士セーラームーン」 第38話

滝仮面こと渋江譲二さんの深刻な驚き顔は、はぐきのえぐれている人が笑っている顔に見える。
プリンセスのハープは軽くて構えにくそうだな、毎度位置を合わせるのに手間取っている。
さて、徐々にオープニング映像の意味も見とれるようになってきました。おそらく二人の上できらめいているのは幻の銀水晶。
そんなストーリーのことはここではどうでもいい気分で、問題は登場矢先にコメディ音を鳴らされるタンクトップネフライト
世間の音楽番組は軒並み総集編の季節ですが、我らがセーラームーンも総集編チックに仕上がっております。滝仮面との思い出づくし。ああそうか、冬を越したんだなぁ、沢井美優の衣装を見て痛感させられた。クンツァイトも痩せたね。
どうしてゾイサイトはいつもいつも斜に構えてモノを言うのだろう。比喩じゃなくて本当に体を傾け過ぎ、キモさを助長しているからいいものを、これからほかのドラマに出たときもこれだったら涙が止まらない。そうだそうだ、こういう特撮からドラマに「ステップアップ」とかいうもんをしてしまう役者さんたちは意識してしまう。
ジェダイトはまんまと滝仮面の僕になっちゃうわけね。ますますネフライトから目が離せない。
番組的には、来週予告を回避するという荒業に出た! そりゃ毎度毎度引っ張ろうとする終わり方をしておきながら、予告で展開まるわかり、という間抜けのマーヴィンを地で行くテレビ番組だらけ。
小さきものを愛でる人たちにとっては、番組終了後「はだかんぼ」のCMの方が大事だったか。