実写版「美少女戦士セーラームーン」Special Act. ASIN:B00064X9RQ

梨華のかわいさに尽きる。
毎週観てきたものだから、わずか2ヶ月ぶりなのに新鮮さだけで心躍り狂う。
防護服、白衣、ピエロ、とコスチュームを魅せていくが、やはりクライマックスシーンのワンピースドレスにとてつもないエナジーを感じる。すさまじいポテンシャル。
並んで手を振るときの笑顔の変わり方が新機軸。まさに新顔。
微妙な英語がまたかわいい梨華。もちろんあの医者*1の笑顔は「今晩WELCOME!」であって毛唐様が実にうらやましい。


ストーリーはあってないようなもので、再びセーラー戦士ならびにイケメンたちが集結してアクション、というただ一点に集約される。各キャラのその後もごく真っ当な展開で、目を見張るところはない。とはいえ本放送を踏まえた小ネタは随所に用意されていて「バカ」「バカってなによ!」のやり取りだけでも(さすがに本放送で非常に重要な掛け合いだから、軽く使われると萎えるけれども)にやりとさせられる。そして梨華でにっこりさせられる。にやにやさせられるんだ!
各戦士も強力にパワーアップ! 「4年後」という設定が歳相応の魅力を完璧に引き出す結果になった。
とくに安座間美優のかわいくなりっぷりは半端ではない。カメ吉ともどもけっこう意外なストーリーの絡み方をみせる。その待遇に答えるビジュアルはやはり「4年後」設定。
北川景子は病欠。とはいえそれを生かした包帯キャラに、なんといっても厚化粧。濃い化粧を真正面から受け止めきるのはさすが花形モデルだ。
小松彩夏はエンドロール時の映像がものすごすぎる。その路線だ、愛野美奈子! これなら追いかける。
滝仮面の衣装まだ持ってたのかよ渋江譲二さんは、セリフをはっきりくっきり発語しようとするクセを直したほうがいいと思う。


一番笑ったのは「現在、B地点通過」

*1:ヴォルフガング・レオツレ