インターネットは学区を無化しているのかもしれない

私立の多い都市部は未確認だけれど、私立校の少ない地方だと10年ぐらい前までは学区ごとにそれぞれの文化が形成されていたような実感がある。それが「転校生」やら「別の学校に行っている親戚のお兄さん」などによって混交がなされていた。あとはスポーツでの他校交流時に文化も交流をみせる。
ゲームを例にとっても、いまは即ネットで攻略法が流される時代。かつて「ドラクエ3」黄金のツメのありかはどのように伝播していったのだろう。当時はゲーム雑誌を意識していなかったから親戚のお兄さんから聞いて、そこからまた友人に伝わって、を繰り返していた。ファミコン通信ファミマガに載ったりしたのかな。
おなじように世代感すら薄れていくのかもしれない。重視するべきはネット世代か。それともネットなんてそれほど影響力ねぇよ? まさか。
インターネットが劇的に変えたものは小中高生の情報量と幅だ。
ネットを使える小学生とそうでない小学生の間じゃ文化ベースにもっと違いがでるはずだろう。暴力性だのそういったとこだけを調査報告するんじゃなくて、もっともと面白いこと見えてくる気がするんだけどなぁ。