映画版「電車男」にどのような態度をとるのか

6月4日に公開を迎えた、映画版「電車男」。初動からの3日間を対象に、はてなダイアリー内の感想を探ってみました。ちゃんとした統計をとったわけじゃありませんが。
あくまで私の印象に基づいた記述なので、ぜひ、当該ダイアリーを閲覧ください。
6月4日分リスト(公開初日)  6月5日分リスト  6月6日分リスト


以下、ネタバレを含みます。
はてなキーワードの性質から、「電車男」という言葉が記載されたダイアリーがまんべんなく引っかかってしまうことは、過去の調査で経験済みです。「公開されたようですね」、「観たいです」というのは、他のキーワードでも見られる記述なのですが、今回の特色と言えるのが、「絶対に観ない」という啖呵が目立つことでした。
「絶対に観ない」にも大きく分けて2種類ありました。

  • 「絶対に観ない」

感想としてリストアップしたダイアリー以外に、こういった傾向があったことも付け加えておくべきでしょう。


感想のなかで、よく見られた意見。

  • 原作に沿っていた前半はいい。オリジナル要素が強い後半は「人それぞれ」「好みが分かれそう」(「でも個人的には良かった!」と続くことが多い)
  • 山田孝之の演技を絶賛。「変身後もキモい」ことへ高い評価が寄せられました。
  • 中谷美紀エルメスには「萌え」。一方で、中谷美紀というキャスティングへの疑問もみられた。
  • 「2ちゃん語」をうまく表現できていた。とくに電飾を使った「キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!!」と、声に出して読んだ「qあwせdrftgyふじこlp」、中谷美紀の「おかわりキボン」。と同時に、日常生活で使われた「2ちゃん語」への違和感と気恥ずかしさを訴える人もみられる。
  • 2chを知らなくても楽しめるだろう。知っているとなおベター。原作についても同様。ベターを求めるあまり「解説不足」という表現も見られた。


オチに関してはあまり言及がみられませんでした。これは意外。
おおむね、好感を持っている感想が多かったですね。「原作と比べると弱い」ながらもまぁまぁ面白かった、というような意見も頻出。


あと、特徴的な意見としては、「秋葉原」という街についての意識。「秋葉原」なのか「アキバ」なのか。
福井裕佳梨ヨッシーにも触れようよう。国仲涼子メガネナースには局地的に絶賛が。