エッセイ三種 大橋未歩・甲斐麻美・宮崎あおい

今月末はアイドルエッセイの話題作が集中した。
まずは、大橋未歩が『週刊プレイボーイ』で連載してきたエッセイ、『大橋未歩のミホちゃんねる!』。
「アナウンサーは水着禁止」、「『やりすぎコージー』は成年男性が対象だから露出が大目の衣装」といったことを、改めてアナウンサーの口から語られるのは面白い。
巻末には秘蔵写真・撮りおろしグラビア。写真週刊誌が「大橋アナの乳首見えた!」とぼくらの気持ちを裏切る見出しをつけそうな幼少時代のパンツ一枚写真から、部屋でニコニコくつろぐグラビアへ。斜め下から見上げる大橋未歩のアップには心躍る。

大橋未歩のミホちゃんねる!

大橋未歩のミホちゃんねる!


後楽園からグランデまで歩いて、ついでに三省堂によると心地よい違和感を覚えた。
書籍搬入口の方から入ったので始めは気づかなかったが、どうやらサイン会のようだ。元気にファンへ話しかけるのは甲斐麻美
というわけで、甲斐麻美のフォトエッセイ『19』。先発した1st写真集*1の出来があまりにプレシャスだったためにどうしても期待は高まる。結果的に期待に応えるだけのアイドルエッセイに満足できた。
フォトの方はビキニの魅力に満たされた写真集とは大きく異なるものの、余計な気取りも深刻なカミングアウトも感じさせない。
本人ブログではエッセイにまつわるエトセトラ、とくにサインの苦労が綴られている。

甲斐麻美 19

甲斐麻美 19

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宮崎あおいがお兄さんの宮崎将とまとめたエッセイ『たりないピース』。社会的問題に、とくに国外の問題には全く興味の無い私には必要のない本でした。
地元の子どもたちと触れ合う宮崎兄妹の姿。インドって暑いから水着にでもなってくれないかなー、とか思うことをためらわせるほどのヘヴィな現実を、「宮崎あおい」というメディアを通して知らしめる手法はごく順当。そういやヒロスエとかも昔やってたね。

宮崎あおい&宮崎将 たりないピース

宮崎あおい&宮崎将 たりないピース