はてな移転五執念

執念ですかね。何なんですかね。今月ではてな移転五周年、サイト開設八周年です。半分はアイドルに対する執念で、もう半分は読んでくれているはずであろう皆様のおかげです。ありがとうございます。
しばらく過去の記事を振り返ってみるのもこそばゆいかな、こそばゆさを愉しむために振り返ってみたいと思います。
新創刊『エンジェル系』のセメントぶり - そこだ! アイドルのそこが好きだ!
エンジェル系」という雑誌を覚えていますか?
2005年当時、ハロプロ濃度の高かったワニブックスが、食傷気味の私たちへ向けて出してくれたネクストグラビア誌「エンジェル系」。

エロティックな小松彩夏のしっとりビキニを表紙巻頭に置いて、元気ビキニの北乃きい、ややギャル制服で長崎莉奈、黒髪清純制服は平田薫、そして斉藤友以乃がポップな私服で前半グラビアパートを締めるという、ガチンコもガチンコの正統派な構成を持つ。

サークルKサンクスのCMで活躍中の小松彩夏*1はともかく、北乃きい長崎莉奈平田薫も、現在のグラビア界の前線で活躍し続けていることには頼もしさを覚えます。この雑誌が立ち消えになってしまったことが残念でなりません。カタログ路線で新機軸を打ち出すアップトゥボーイよりも「エンジェル系」復活の方を望んでしまうなあ。

実写版セーラームーンのこと

このブログのキーとして欠かせないと自分で思っていたし、少なからず人生を変えたのが実写版「美少女戦士セーラームーン」。
第1回はアンスコにしか言及してなくて無粋極まりない。原作・アニメという巨大な先行テクストにどう対置するのかに注目していた。
セーラームーン実写版 第1回 - そこだ! アイドルのそこが好きだ!
でも、第2回に浜さんが登場してからは一気に視聴姿勢変更。アイドル史には残らないんだろうけれども、この番組を視聴した今となっては数少ない人たちの記憶には比類なき印象と共に刻まれたアイドルとなった、はずだと信じている。
実写版セーラームーン 第2回 - そこだ! アイドルのそこが好きだ!
色モノとして、アイドルものとして、そしてそのアイドルたちが役柄としてもアイドルたち本人としても成長していく類まれなビルドゥングスロマンとして、視点を広げてくれた実写版セーラームーンは語り継がれていって欲しい。
実写版セーラームーン全話感想
本編放送期間である2003年10月から2004年9月までは少なくとも、このドラマのためにはてなを更新していた。
ビジュアルブックも数少ない資料として、というよりも数少ない浜さんの写真集として、イエスです。

興味の変遷

ブログを書き続ける、ということは自分のアーカイブが出来てしまうという産物へ行き着く。自分の思考パース、価値観がすってんころりんと変わる様を、恐ろしいことに未成年時期から振り返ることが出来てしまっている。このこそばゆさは心地いい。
自分の興味の変遷も、記事の見出しをだらだらと眺めていくだけでもなんとなく掴めてくる。
読書論→実写版セラムン杉崎美香あらすじ本工藤里紗→スポーツ美女アスリート→メディア経由アイドル
写真集を頻繁にレビューしていた時期があり、ドラマを毎週毎週レビューしていた時期があり、新しいCMが出てきたら速攻で魅力を伝えたいと書いていた時期があり、そのムラの中で書き漏らしたことも多くて悔やむこともある。
工藤里紗の1stや平田薫の「卒業」ほどじゃないけれど素晴らしさを伝えたい写真集に触れずじまいだったり、特に「cover/girl」と上記のセラムンビジュアルブックについては書いておきたいけれど、なかなかふんぎりがつかない。
ま、それはいいとして、この後はどこへ向かうのでしょう。
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