平田薫DVD「卒業」教科書通りで教科書を超えたアイドルDVD

平田薫のファーストDVD「卒業」が発売されたので即購入。2008年屈指の高質写真集「卒業」*1と同シチュエーションのDVDとなる。
制服、運動着、スクール水着三種の神器は、正統派アイドルイメージビデオにおいて基本中の基本アイテムと言える。「卒業」も教科書通りにこの3つを立て続けたところ、見事に教科書を超えてしまった。
まずは制服。写真集の際にも直感したが、スカートを吊る肩ヒモが異常にゆるゆるに設定されている。加えてブラウスのボタンとボタンの隙間もゆるく空き、白さと制服の持つ清楚さにスキを与えて極めてエロい。特に動画となると肩ヒモがいまにもズレ落ちそう。軽い生地のスカートが舞い気味な点も素敵だな、と思って。
続いて運動着。一昔前はブルマこそが正史という凝り固まった思念にとりつかれていたが、今作のような陸上着にも正義がある。こちらもカギになるのは口のゆるさ。短パンから面白いように覗く尻肉と、薄い生地だからこそ生まれる各種のシワにココロオドル。胸元はタイトに見せているが、だからこそかえって陸上着のゆるさが気を惹く。
そしてスクール水着。真正面からのスクール水着スク水は水に入ってナンボだと思う。もちろん屋内でのスク水というシチュエーションも嫌いじゃないけれど、プールサイドだからこそ意義があり、プールから上がる際の肌に張りつく紺の質感こそがスク水だ。締め付けられ張り付かれる四肢からハミ出る肉感は平田薫のもっちり具合を誇張する。スク水の窮屈さに垣間見える豊かなゆるさ。
端正な顔立ちの下に漂うゆるさ、平田薫の魅力はここに活きる。ノーマルなビキニも写真集撮影時のメイキングも充分に収録され、写真集に負けず劣らずイナフだ!
欲を言えば、写真集で魅せた廃屋での制服脱ぎカットと、マイルームでの下着風カットは動画で生かしてほしかった。そこまでされたら教科書を超えるどころか聖典になってしまうのでこの辺りで妥協してもいいかな、と思わせるほどの内容。平田薫ファンなら後悔しないはず。
ぴちぴちTシャツ&ミニスカでのバスケットボールシーンは必見。

平田薫 卒業DVD

平田薫 卒業DVD

このジャケットも卑怯。もし写真集を買っていなくても書店でこのジャケットを見かけたら間違いなくジャケ買いしていたなあ。