クルーグマンがノーベル経済学賞受賞

スウェーデン王立科学アカデミーは13日、2008年のノーベル経済学賞を、収穫逓増に基づく新貿易理論の旗手で、著作『クルーグマン教授の経済入門』などで日本でも人気のあるプリンストン大学ポール・クルーグマン教授(55)に授与すると発表した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081013/amr0810132101001-n1.htm

クルーグマンが受賞したという事実よりも、受賞講演でどんなことを喋るのかが楽しみだ。
願わくば、どなたか素早く和訳してくれることを祈ります。

クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)

クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)

産経では日本の主著として紹介されている『クルーグマン教授の経済入門』は、山形浩生の軽妙な和訳で読みやすさが溢れている。インフレターゲットの実効ってどうなんだろうね。
この一冊だけ読んで経済知ったかぶりしちゃったら、私のように方々から突っ込まれて「知ったか野郎」の汚名を着ちゃう可能性が高いけれど、日ごろからテレビの経済ニュースとか大好きだよ! ってな人たちにはおススメです。論文っていうより、解説書っていうより、そんなイメージで挑まないほうがいい文体です。カジュアルカジュアル。イエスだね。