先行する知識

ほとんど先行する知識が無い場合は、テクストを普遍的・常識的に(と思ってる形で)読もうとするだろうので、解釈はあるベクトルへと収束する傾向がみられると思われる。解釈の幅は一番広いはずなのに、実際には破天荒な解釈は生まれにくい。
んで、ある程度の情報が集まると、「深読み」や「裏読み」といった能動的解釈が発生するから、実際の解釈の幅は拡がる。
そして情報が増える、先行する知識が多くなると、今度は「深読み」「裏読み」というものも含めて、解釈のベクトルは狭まっていく。