暗黒舞踏は安全です。

次に「007ゴールドフィンガー」で出てくる、 「金粉を全身に塗ると死ぬ」という話。 実際に金粉を塗って、心拍や血圧、体温の変化を測るのだが、 実験台になるのがハゲの中年親父なので悲しい。 で、どうなるのか? 何も起こりませんでした。 そうでなきゃ金粉ショーなんかできないもんね。

谷崎潤一郎『金色の死』は現実的ではない!? 金粉塗りたくって皮膚呼吸できんで、死。っていうそのスタンスは実践されたことあるのだろうか。
んで我らが「FAR EAST RESEARCH Co.」のサイトに検証が。いや、これって検証とは言わんな。
さて、その中で、

では、このウワサはどうして広まってしまったのだろうか?それはある映画に答えが隠されていた。

それは1964年に公開された「007ゴールドフィンガー」という作品の1シーン。
女性が全身に金粉を塗られて殺されてしまい、それを見た主役のジェームス・ボンドが、「彼女は全身に金粉を塗られたため皮膚呼吸ができなくなり、窒息死してしまった」と言っているのだ…
この映画が公開された当時、全世界の人が“金粉を塗られ殺された”というシーンに衝撃を受けた。そのため、このウワサが一気に巷に広がったのではないかと考えられるのだ。

1914年に東京朝日新聞に掲載された谷崎の『金色の死』は無視ですかそうですか。