川村ゆきえ「プレイボーイ」

センターカラーでたったの4ページ。しかし「たったの」で満足させられるグラビアがそうそうあるものか。
たとえば立ち読みでいいカットが1ページあったからと購入することは、…私は100%買っていくが、コストを考えると喜ばしいことではないだろう。
そんな意識を吹き飛ばす川村ゆきえの今回のグラビア。とくに2ページ目、緑がかったビキニでのフルページカットのポテンシャルは半端ではない。スレンダー、というわけでもなく、当節はやりの樽でもなく、スレンダーにも肉感をたゆたせたらこのような理想的な肢体がエロティカルヒットを乱発するのだろう。もちろんそこには私たちに落とす目の効力は強調してもしすぎることはない。私たちに「落とす」視線である。とはいえ川村ゆきえが高みから見下ろしているわけではなく、私たちがおのおの「落とされる」のだ。
四人のグラビアでトリを飾るのも当然だろう。知名度的にはまだプレイボーイの表紙巻頭というわけにはいかないだろうが、正統派美少女でこれだけエロを自覚しまた繰り出せるアイドルはいない。