相武紗季と初期加藤あい

今週号の「週刊プレイボーイ」は先週触れたように表紙巻頭相武紗季。表紙、顔に陰影出しすぎたらアイドルのかわいさがそがれることが多いように思えるのに、どうして果敢にチャレンジしてくるのだろう。
今回のグラビアは相武紗季を愛好するうえで欠かすことの出来ないメルクマールとなる可能性を抜群に秘めたものだと思う。従来の「少年的」相武紗季や笑顔中心の相武紗季をおそらく意図的に交わした構成、それが不安定なものとなり失敗してきた相武紗季グラビアを一気に凌駕した。
表紙はマズイとして、髪の流し方もあるのだけど視線の流し方からみて「A2」のカットは印象的だ。上唇を主張してこなかった相武紗季グラビアのなかで、表情からセクシーパターンを踏襲しようとした姿勢は新しい。川村亜紀っぽい口とほほのしわになってはいるが、相変わらずボディにセクシーさがとぼしいのでかえって表情に妖しさがでる。「A3」はちとやりすぎ。
「A5」は一見よくある笑顔紗季カットではあるが、キャプションにあるように「こぼれる笑顔、/そう、あの笑顔。」なんてものではない。「こぼれる」じゃなくて「こぼして」いるのは明らかだ。そして安易に水着で攻めるのではなく着衣から谷間をだす、その谷間の暗さが場面の暗さに調和してここでも妖しい谷間。
そしてなにより注目すべきは「A4」のカットで、これは私が指摘してた相武紗季=初期加藤あいを強烈に明示するものであるとみることができる。加藤あいが初期に週プレで披露したものと類似がすさまじい。


相武紗季とは関係ないけど、akarikさん新垣里沙を「子役顔」と表現していたこと(http://www.akarik.org/tdiary/20041024.html#p01)が最近で一番目からウロコのようなものが。そうかー、美形原人ではなくて、「子役」だよなぁ。いまさらながらコメント。