地方の中古販売業

さっき国道沿いのちっさな中古ゲーム屋に行ったらネオファミが置いてあった。大爆笑。
そこの親父と話してみたところ、以前はゲームソフト、とくにハードはまわりに大型販売店もないし細々ながらもこの地域では独占できていたらしい。
それがいまはコンビニ乱立のせいでゲームソフト新作話題作のシェアを大きく裂かれて、中古ソフトも去年できたブックオフにじょきじょき切り取られたとのこと。とくにブックオフは予想外だったみたいで、「まさかゲームソフトまで古本屋に」ってな感想だった。
でもネオファミが普通に陳列されているように、都会の中古屋じゃあまり見かけないものがひょいと落ちていることがある。
日本の二大「●●チョウ」といえば「シベ超」と「たけ挑」だけど、都市部でいやに値上がりを見せた「たけ挑」もこの店では300円。
地方の中古屋には面白いものが残りやすいのかな。
福田和也『作家の値うち』のせいで、ただでさえ見かけなかった『仮往生伝試文』は都会のブックオフから姿を消した。『カーツの文章読本』に至ってはアマゾンでも反応無し。国会図書館で探すカーツ。『カーツ佐藤ののべつまくなしバカ』も品切れだよなぁ、そりゃ。