第1回オタク検定の報道を受けて、「マスコミ」が「オタク」をどこに着地させたいのか気になった

基本的に調べまくりググリ放題なんだろうけど、「オタク」だからこそ自分の知識にプライドをもって、正々堂々と挑む! もんなのか。
注目してしまうのは、この検定の実施というニュースをほとんどのテレビ局が報じてきたこと。
世間が(というよりマスコミが)求めている「オタク像」がだんだんとわからなくなってきました。何を期待しているの。イロモノ扱いしながら「市民権」を与えようとしてみたり、過剰に理解を示しているポーズをとってみたり。


でもターミナルメディアとしてのテレビはおたくと親和性高いはずなんだけどなあ。アニメ番組もマスコミには変わりないわけだし。おたくの基盤としてのマスコミ。
マスコミマスコミと十把ひとからげにしちゃいけないってことは百も承知で、と同時に見逃し易いところ。
だけど「マスコミ」とひとくくりにした方が、目の敵にも語る材料にもしやすい。「マスコミ」が「オタク」とひとくくりにするように。ぬるぽ


「マスコミ」が「オタク」をどう持っていきたいのか。「電車男」に続く極大ムーブメントがすぐに起きるとは思えないので、適当なところで着地させてしまうんだろう。
でもまさか、深夜番組でのアキバ系ピックアップや萌えブームの流れがあったとはいえ、「電車男」みたいな大爆発が起きるなんて予想もしなかった。「マスコミ」がまだまだミラクルを起こしてくるかもしれない。「マスコミ」の「オタク」志向は生ぬるく見守っていかなきゃ。
「多様性」なんてメンドクサイしはっきりしないから「マスコミ」は嫌って、「オタク」も収束させてくるんだろうなあ。
なんか最近、実証したわけじゃないんですが、マスコミで「オタク」っていえばいわゆる「萌え」「アキバ」方面だけを指すようになっちゃった気がします。以前は「サッカーオタク」とか「ぼくは高校野球オタクなんですよぉ」とか言えてた記憶があるんですが。語源的には「正しい使われ方」をするようになったと考えてもいいんでしょうか。