はてな百傑が公開されて、プロフィールについて思う

2005-10-02
はてなアンテナ被登録数とRSS被登録数についての186氏の定例調査。とっくに百傑とは言わなくなってるのね。最近調べモノしてないから、はてなに疎いよ。
五百傑世代調査*1をしたときに、はてなにおけるプロフィールの位置づけを考察してみようかと思ってたけれど、70件調べたところで気合が尽きた。プロフィールのバリエーション多すぎよ。
プロフィールを考えるに大きくは2つのポイントがあって、一つは「エアロバキバキ」や「きんもーっ☆」などでも盛り上がりの種となった「個人情報の露出」の問題で、もう一つは読者に対する「筆者キャラクター設定の提示」という要素。


プロフィールを「書く」意識については、各人のプロフィールをみていけばある程度の姿勢までは推測できるものの、プロフィールを「読む」意識については数を集めるのが難しい。
100の質問なんてうぜーんだよ!」「プロフィールの項目多いやつキモイ!」だなんて言説はところどころで見かけるものの、大勢であるとは当然言えない。
プロフィールは各サイト各ブログのカテゴリでも大きく姿を変えるものだから、一覧しても有意義ではないような気がする。カテゴリ別でプロフの傾向調査したら楽しいかもね。課題。


というわけで、勢いでやった質問が終了した。
プロフィールって読みますか? - 人力検索はてな
プロフィールを「読む」立場であるとき、どういう項目があってほ… - 人力検索はてな
調査数の少なさ、項目立ての不備、ネットアンケートの是非、なんてことは置いておいてね。順当な結果といえそうだ。
はてなは呼称としてIDが利用されることが多いようなので、「ハンドル」を知りたいという回答が半数ほど。
年齢・居住地域や趣向、職業といった、サイト内容自体に関係していく要素には興味がもたれるようだ。一方、誕生日やメアド、顔といったサイト内容にそれほど関係が無いと考えられる要素に対する興味は薄いみたい。入れ忘れた「性別」は前者かな。


パラテクストとしてのプロフィールで、解釈は縛られるし、解釈を縛ろうとする。プロフィールは読者が作者像を形成するための、メインの役割を果たすのかもしれない。