制コレの陰で

制コレ05は安穏に決まったとはいえ、さらにその陰となって地味なのがyahoo!文学賞
http://bungakushou.yahoo.co.jp/
石田衣良という看板審査員も結局地味にしか押し出せず、これまた安穏に決まった芥川賞直木賞の陰となって、本日電子書籍化。
プラセンタはなんの胎盤を使っているの?
せっかくポータルサイトとしてインターネットユーザーを掴んでいるのだから、もっと大々的に押し出してもよかったのでは、ヤフー? バナーは読み飛ばすクセがついているネット世代や、細かいフォントでの告知は埋もれてしまうという難点を見事に直撃させ、まことに安穏どころか地味極まりない文学賞が一つ生まれた。
選考委員石田衣良さんの総評

4517の応募作品があったときき、素直に驚いてしまった。今年ぼくが選考委員を務めた5つの文学賞のなかでも、最大の反響だったからだ。小説の世界はますます広がろうとしている。その手ごたえがあった。

反響、反響。たしかに「小説」の世界はますます広がったのだろう。
応募要項では1行40字で、6000〜8000字。パソコンの世にも生きる「400字詰め原稿用紙換算」すると15〜20枚。短いことは読みやすいのだろうが、果して書きやすいのか。
そもそもどれぐらいダウンロードしていくのだろう。ヤフーの次の責務は、ダウンロード数を公開することだ。実数じゃなくて公称でもいいからさ。