小野真弓と安田美沙子のグッドマンネリズム

心地よい悪意溢れるホリエモンを巻頭記事に飾った『FRIDAY』で小野真弓が袋とじ。
小野真弓がメジャーにグラビア展開してきて約三年。大きく変わり映えのしない点からマンネリとも受け取れるが、読み飛ばしてしまいたくなるようなマンネリ感ではなく、常に安定した魅力をたたえるグラビアを続けている。『FRIDAY』に帰ってくるたびに小野真弓の偉大なグッドマンネリズムに魅せられる。
同じように安田美沙子も新味をウリにするグラビアとは一線を隔している。素材の良さで魅せる、というのはどのグラビアアイドルも同じだろう。抜群の安定感で飽きられることなく雑誌に登場し続けられるのは、「素材の良さ」という言い方は違った特質があるはずだ。
二人に共通している要素のひとつに、歳を感じさせないロリ顔が挙げられる*1。この二人は誕生日を81年の3月4月と並べて、もうすぐ25歳になる。しかも、デビュー/ブレイクが20歳過ぎというグラドルにしては遅咲きぶり。10代の体格変化の弊害を受けずにグラビア活動をこなせたという利点があったのか。ああ、ボディをウリにしないという点も見逃せない。
20歳を過ぎて、とのことでかなり際どいポージングやエロ衣装も魅せてきた。その中で「歳相応の変化」というのがかえってマンネリに結びつくのではという仮説が考えられる。10代デビューで大人しい水着から激しい水着へ着エロへ無衣へ、沿って表情も無邪気な笑顔からセクシーへワイルドへアダルトへ。そういう変化こそがマンネリズムに結びつき、むしろ無変化こそが脱マンネリへとつながったという好例じゃないんだろうか。水着を、着衣にしろ脱衣にしろ脱いでいくイエローキャブ/サンズとは真逆のベクトル。快調にビキニグラビアを重ねてくれる姿勢は頼もしい。
20代ブレイク組、工藤里紗の明日はどっちだ。

*1:こちらは20代デビューではないが、グッドマンネリの女王小倉優子もそういえばロリ顔。