我が子のためにIDを遺す

わたしのID「siken」は比較的取得されやすい文字列です。新しいwebサービスやフリーメールへの登録に出遅れると、まず「siken」は取れません。
「siken0721なら登録できます」だの「siken5963ではいかがですか」だのとサービス側に提案される始末。乱数が好きでは無く、ああこいつよくあるID取りのがして未練がましく乱数を付けてやがるよ、などと蔑まれる被害妄想に基づき、じゃあ「siken」から連想できる単語を試みてみるものの、軒並み既に登録されており、やむなく「otesu」というなかなか遠回りかつ登録されにくいIDを使うことが多い*1


新サービスが始まると、よくある言葉をIDとして片っ端から登録し抑えておく、なんて話を聞いたことがある。素敵な電話番号を抑えておいて権利を高く売る、みたいな調子でID登録も認識されちゃってんだろうか。


となれば、愛しき我が子や恋人のためにIDを取得し遺しといてあげる、なんて粋なプレゼントも成り立つんじゃないか。
「きみのためにgmailのアドレスを取っておいたよ! ayaya@〜*2。どうだい、レアなんだよ! 素敵だな!」
「我が子よ! 貴様が成長した暁にプレシャスなIDで活動できるように、twitterに実の名で登録しておいたぞ、ワハハ!」
「お母さんへ。還暦のお祝いに、お母さんの好きな言葉で、とっても一般名詞な単語のはてなIDを取得しておきました。準備5年越しのプレゼントです!」
もう手を染めている方いらっしゃいますでしょうか。

*1:siken→試験→テスト→テストさん→おテスさん→otesu

*2:masami@〜、maki@〜、yukie@〜、satomi@〜、miyuu@〜、chisaki@〜、keiko@〜、myuu@〜、ayaka@〜、などなど