北朝鮮拉致家族とその家族

どうもなんだか妙なテンションになってきたような気がする。家族も政府も論調もマスコミも、マスコミが教えてくれる「世論」も、迷いが露骨になってきているようだ。
こういうときはわかりやすい論調か、思想的に明快なものに走る。拉致家族はたしかにうさんくさいけれども、うさんくさく感じさせるような材料をだしているのはまたマスコミさんなわけで、私たちはほとんどマスコミを通じてしか情報を得ることができない。こうなったら拉致家族blogなんてやってくんないかな。
んで小泉首相に感じはじめたうさんくささってのは「どうせ政治家だから」というレンズで、もしかしたら拉致家族に感じるうさんくささも「どうせそういう活動系でしょ」という(ワイワイ騒ぎ立てる)市民活動と混同されたレンズで見れてしまうようにされているからなのじゃないか。
基本的に拉致問題はひとつのトピックに過ぎないわけで、一般の人がじっくりと考えるとは考えにくく、マスコミの論調を鵜呑みにするか、いやいやマスコミはおかしいもんだとあえて逆の意見をとろうとするか。
どうなんだろう。世論って一回引いてしまうと、引きっぱなしになるのだろうか。横田夫妻をはじめ家族会がなにを言おうとも世論は引いてみている?
安倍と小泉の意見不一致とか、マスコミはあれだけ反小泉的な論調を出していたのになんだか世論が動かないとか。
もう少し民主党あたりが選挙対策で騒ぎ立てるとか思ったのだけども、そこまで出てこず。