工藤里紗アンコールショット

週刊プレイボーイは掲載グラビアがみんな表紙で告知されるわけではない。油断していると貴重なグラビアを見逃しかねない。今号No.28がまさに好例。表紙に名前は無いが、工藤里紗水崎綾女成海璃子、そして我らが中川翔子と、ゴージャスなラインナップをみせている。


予告で「ちっちゃい水着」をうたっていたのが工藤里紗。正直に小さめ水着で登場している。1ページ目のビキニなんて、必要最低限の面積じゃないか。ブラはごってりしたものを付けているが、しっかりヒモパンで攻めてくるのは嬉しい。ふつう、ローライズだとずん胴に見えてしまいかねないが、高い腰骨が「胴はここまでですよ、ここから下は股間!」と主張してくれているために、そのデメリットも回避する。
注目はカット「B4」で、口元笑みからの流し目という合わせが、そういえば21歳、という大人らしい魅力を追加させた。ローティーンが妖艶な魅力を出そうと頑張る、その背伸びしている様子もまたそそられる。しかし工藤里紗の場合は、もともと21歳に可愛らしい顔をそなえているというアドバンテージがある。この歳で出てきたから、14歳ぐらいからずっと水着をやってるアイドルと違って、歳をとった感をおぼえずに済むのも功を奏しているのだろう。
カット「B3」はこれまでの工藤里紗スマイルと印象が違う。髪をアップしてから垂らしているので輪郭がはっきり出ているからなのか、クドめ。同じ水着の「B5」。谷間を作りにくい、胸を離すようなブラは向いていないのかな。


続いて登場が水崎綾女。これが週プレ初登場か。これまでぽっちゃり系や樽ドルといった方々は、童顔だったり優しい表情をしていたり、というのがほとんどだった。しかし水崎綾女は違う。切れ長の鋭い目としっかりとした鼻筋、キレイにとがったアゴを持つ。この表情でもっちりとした肉感を魅せてくるとは。ビキニが食い込む胸の感触もさることながら、フトモモに魅力を見出したい。
たしかに表情カタめのグラビアなのは、初登場として印象どうでしょう、という気はするが、しっかりとした後押しの力もあるだろうから今後も期待。


立て続けに成海璃子。12歳でこの微笑は果てしない。最終カット「D4」に圧倒された。背伸びをせずにキレイさを出せるポテンシャルはすさまじい。この風情すらある微笑につるぺた気味の胸を合わせられると、アンバランスさではなく、これは成海璃子というバランスだ! とひとり納得させられてしまう。かといって少女感が全く無いわけではない。「D2」には体の強烈な幼さがいやらしい。俺はロリコンじゃないんだという困惑は、落ち着いた彼女の表情が免罪符になって消失する。歳をとってどうなるんだろう。9年後、隣のページの人みたいになりませんように。


巻末グラビアに、ショコタン。パッと見スレンダーだろうという思いは、いい意味で裏切られる。ビキニをわずかに隠すフトモモの肉感と、重たそうに支えられている胸からは目が離せない。かといって肉々しかったりぽっちゃりしたりという印象じゃない。スレンダーな体が見せる一分のスキ、わざとそこを狙わせるための作られたスキ、まんまとしょこたんにやられている気がする。