AKB48はライブ写真集から

ライブ感を全面に押し出しているAKB46らしく、ファースト写真集は「密着」「オフショット」という言葉が踊る。

密着!「AKB48」~写真集 Vol.1 the・デビュー

「vol.1」と付いているということは、ひとまず続いていくことが想定されているようだ。
本人たちのプロフィールやライブ写真だけではなく、企画風味も持たせる。

さらに、総合プロデュースする秋元康氏や振り付けの夏まゆみ氏が明かす「ＡＫＢ４８　追加メンバー・オーディション」の″合格マニュアル″付き。アイドルファン、アイドルをめざす方、どちらも満足いただける内容です。
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女性「アイドル写真集」のマーケットを、ティーンガールに広げる気か！　モーニング娘。ですらしなかった狡猾な手法。素敵だな。
むかしのアイドル志望なら、「あこがれ」からそのアイドルのグッズを買って「あこがれ」を自己増幅させて特定アイドルから芸能界へと「あこがれ」の枠が広がって、というプロセスが一応はあったと考えられるけど、これだと「現在の」AKB48はアイドル志望にとって「前例」だの「傾向」だの「踏み台」に過ぎなくなってしまうのだろうか。それはさびしい。
えてしてグループモノのオーディションってそんなもんだったのかしら。モー娘。オーディションも、必ずしも「モー娘。が好きだから」ってわけじゃないんだろうけど、それにしても露骨ね。目は離せない。