平野綾はアイドルと声優の垣根をどうしていくのか

平野綾が11月半ばにDVDを発売する予定。

大ヒットアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」で大ブレイク！若手声優ナンバー１の“平野綾”が１９歳という若さと、アイドル顔負けのルックスで魅せるパーソナルＤＶＤ。オリジナル平野綾ポストカード付き。
http://www.7andy.jp/dvd/detail?accd=R0295287

「声優」のパーソナルDVDとして売れるのか、「アイドル」のイメージビデオとして売れるのか、それとも「平野綾」として双方から売れていくのか。
現在は「アイドル」としてアイドルメディアへの露出が薄いので、どうしても「声優」のフォトブックであったりパーソナルDVDとして売れていく要素が強い。
「アイドル」としてのインパクトに欠けていたアイドル平野綾が、「声優」というアプローチでアイドル市場へ捲土重来となるか。

セブンアンドワイのランキング(9/25)ではファースト写真集「平野綾写真集 H」が３位、「初水着」フォトブック「1/19 Bpm-ナインティーン ビーピーエム-平野綾」が４位。Amazonでもファーストが8位と上々。
そもそも「初水着」という煽りが、声優ファンよりもアイドルファンへ向けられる紋切り言葉のような。既存の「声優」平野綾ファンに加えて、「初水着」に惹かれるアイドルファンも引っ張ろうという姿勢と見た。

ビジュアル込みの声優ファンにとって「初水着」という看板は魅力的なものなのでしょうか？
出版社側にしてみれば、声優市場からアイドル畑へお客さんをエスコートしていきたい気持ちがあるのかな。
来月発売の田村ゆかり写真集は、王道の「声優写真集」になるのか、こちらの売れ方にも注目していきたい。

田村ゆかり写真集 そらいろ。 (KONAMI OFFICIAL BOOKS)