教えてやる! 東大は簡単だ!!

というわけで三田紀房ドラゴン桜』の単行本1巻を購入したんだけど、最初読んでなかったからとんでもない設定に引いた。てっきり異端だけど超エリートコースの教育者が学校を建て直す…みたいな話だと思ったら、問題児の弁護士が金稼ぎ(のしあがり)のために東大合格者を出し学校を建て直すってな設定だった、なんじゃそりゃ。まーでもこれもし受験生のときに読んでたら真似してそうな予感がした。そりゃあみんなと同じことをやるのが嫌な時期ってありまして、受験勉強とかまさにそれでございまして、次の時間は自習でーすとなったらふつーは寝るかおしゃべりが漫画タイムでしょうけれども、ウチのクラスはちゃーんと席について勉強する始末、それがいやでいやで。個性を大事にするとかゆとり教育とかほざいてるけど、結局はいろんな要素を作り上げようとして失敗しつまるところ平等化教育って一番キモい流れになっちゃってる。そりゃあ社会に適合するコマを作り出すのが教育だってのも分かるけどさ、これじゃあちとまずいという状況になっている。だからといって教育問題って妥当な打開策なんてそうそう見つかるわけじゃあない。まぁ気づいたモン勝ちってな構図はまだまだ続くんだろう。私の提唱するアウェイク理論に沿っている。
ってか偏差値30から一年で東大いけるかって、異常に難しいと思うんだけど…。この漫画のやつみたいな異常なモチベーションなんてあるわけねぇっての。これ試して東大落ちました…ってな奴が意外にいそうで期待している。東大に受かるかどうか切羽詰ってる場合、バカ鉢巻とかはせんだろうけど、漫画版源氏物語とか15分ごとに暗記項目変えるとかはやってしまいそうだ。合理的だ、なーんてひょいとかかれててしまうとついつい信じちゃうんじゃなかろか。どうして合理的だといえるのかデータもなにも提示されてないんでMMR的うさんくささは炸裂しちゃってるけど、勢いでごまかされてる。気を付けんと。
でも、かなり気になる点は、いくら理系の東大理Ⅰを受験するからっていっても、古典を軽視しがちってことはねぇだろうよ。いくらなんでも東大受けようって奴はほっといても国語ぐらい出来るようになるっての。現状わかってない! って