石川梨華写真集『I』

って上でアイドルおたくは駄目だ駄目だと書いておきながら…、まぁ、なんとかなるっしょ!
ワニブックスより12月24日発売の石川梨華写真集『I』。撮影は渡辺達生さん。おお、またたっつんじゃあありませんか。しかしいくら信望する渡辺達生さんの写真であろうとも批判すべきときは批判するぜ! ごめんなさい。
この写真集に露出を求めている場合はちとどうか、と。そんなに水着は多くない。正しくはビキニはほとんど見られない。全体を通して5,6枚くらい? うーん…。
この写真集に全体的な石川梨華を求めてる人は恩恵にあずかれるんじゃなかろか。相変わらずお人形的なかわいらしさを発揮している石川梨華。これはメリットもあればデメリットもある。どれだけ弾けたアクションしてようが顔がお人形さんなんだもんなー。もー見飽きたよこの顔さー。頼むぜ達生アニキ!
…と思っていたらすげぇポテンシャルを開花させるようなカットもあり。そりゃ写真集の写真ひとつひとつ全てがメーター振り切ってたらアレだもんな。写真集のなかで2枚も引き込まれるカットがありゃ買った甲斐があったと思える。
この写真集では、中盤モノクロでカメラをこちらへ向けて笑っている写真と、後半木漏れ日で顔に強く陰影が出ている写真。特に後者はすっげぇのよ。確かにお人形的なイメージは引きずっているものの、妖艶さが弾けた。ちょっとミステリアスにとったりやらしくとったりすりゃ妖艶ってもんじゃないのよ。一見爽やかに撮ったなかにある凄み、女性のその凄みが妖艶さじゃないのか。